京都の節分祭は毎年立春の前々日・前日に行われます。
今日は前々日。
当店のすぐ北側にある須賀神社でも節分祭が行われています。
縁結びと交通安全のご利益がある神社です。
ここで有名なのは『懸想文(けそうぶみ)売り』(上の写真の人がそうです)が登場すること。
『懸想文』は現代でいうラブレターのこと。
むかし誰でも字が書けることができなかった時代に、
貴族が庶民に成り替わって、ラブレターの代筆をしていました。
しかし無料で行うのではなく、副収入目当てのアルバイトでやっていたので、
貴族の身分上いろいろ問題があるため、
写真のように素性を隠して、覆面をした姿で現れていました。
明治になって一度は廃止となった風習でしたが、
縁結びの神社である須賀神社では、
節分祭の2日間だけ復活し、現在まで続く風習となっています。
2018年02月02日(金曜日)14時40分