5月15日は葵祭ですね。
葵祭は時代祭、祇園祭と並ぶ
京都三大祭りのひとつで当日に巡礼が行われます。
京都御所を10:30に出発し、11:40に下鴨神社に到着。
14:20に下鴨神社から上賀茂神社に向けて出発します。
もともとこの葵祭りは平安時代における
貴族にとっての国家行事でした。
1400年ほど前、欽明天皇のころに
国内で穀物がみのらなず疫病が流行ったことから
馬に鈴をつけ、ひとに猪頭を被らせ走らせ祭礼をしたところ
病気はなくなり、穀物が実って安泰したことから始まったと言われています。
元は、賀茂祭と呼ばれていたのですが、
江戸時代の元禄7年の再興以降、
御所車、勅使、牛馬至るところに葵の葉でかざるところに名前の由来があるそうです。
総勢500名の行列、馬にまたがり鮮やかな衣に身を纏い華麗に舞う平安貴族達
当時時代の姿を再現し巡礼されるため、観ている者を圧倒させます。
歌を奏でる武官陪従、行列の最高位にあたり馬にまたがり行進する勅使
護衛する当時でいう警察、検非違使
造花が飾られた大きな優美な傘が彩る風流傘
歴史的な背景を感じさせる牛車、斎王代といった乗り物など全てに深い意味合いがこめられています。
そうした歴史的な背景を肌で感じてみてはいかがでしょうか。
5月15日の葵祭り以外に京都御所、下鴨神社、上賀茂神社に立ち寄った帰りにでも
正阿弥でのお食事を検討してみてください。
些細な質問でも結構です。お電話お待ちしております。
2016年05月11日(水曜日)0時23分